企画段階から携わっていましたので、元々は裏方として、出演者やスタッフの方のお手伝いをするつもりでいました。しかし、周囲の方の後押しもあり、オーディションに応募し、これまた何のご縁かは分かりませんが、あれよあれよと言う間にうどん先生に抜擢されてしまいました。
オーディションの時にも秋元康さんの前で話をしたのですが、地方にも元気な会社がある!まだまだ明るい未来がいっぱい詰まっている!そんなメッセージをこのドラマを通じて、全国に発信していきたい、それを全力で表現したいと思っていました。
また、今回のドラマは秋元康さんの総合プロデュースに加えて、ドラマや映画などの経験豊富なプロの制作会社、プロのスタッフが集まってくれたということもあり、やるからには真剣に取り組み、本当に良いものにしたい!という思いは強くもって望みました。
私は、うどん先生役でしたので、子供たちとの撮影が多く、いろいろな話をさせてもらいました。みんな本当に個性的でした。主役のうちの一人の女の子は、オーディションに受かったのも、ドラマの撮影も全部「ドッキリ」企画だとずっと真剣に思っていましたし、
男の子たちは、同世代の女の子達と一緒にいられることに興奮しっ放しで、撮影現場は終始楽しく和やかな雰囲気でした。ある男の子は、将来はあなぶきグループに入社して地元に貢献したい、と言ってくれました。いつかオーディションを受けに来てくれた子供たちが入社してくる日も近いかもしれませんね。
そんな中で、やはり、子供たちの、将来は「役者になりたい」「声優になりたい」「アイドルになりたい」と自分の夢を強く持ち、チャンスを掴むんだ!という意気込みを持って撮影に望んでいる姿が印象的で、そんな機会を地元香川の子供たちに与えることができてよかったなぁ、と思います。
このドラマは、大人になった中学生時代の同級生5人が当時の担任の「うどん先生」との思い出話をしているところから始まります。人には誰でも人生のターニングポイントがあると思いますが、中学生の頃に彼ら彼女らに影響を与えたのが、まさに「うどん先生」なんです。皆さんにも、人生の節目節目で影響を与えてくれた人、言葉、出来事、などあると思いますが、このドラマを見て、未来は自分たちでつくるものと、もう一度原点を振り返ってみてはいかがでしょうか。
追伸:有名な方がカメオ演出されていますので探してみてくださいね。