高校時代から放送作家として頭角を現し、数々の番組構成を手がける。1983年以降、作詞家として、美空ひばり『川の流れのように』をはじめ、ヒット曲多数。08年第41回日本作詩大賞、12年第54回日本レコード大賞“作詩賞”、13年第40回アニー賞長編アニメ部門“音楽賞”を受賞。
TV番組の企画構成、映画の企画・原作、CMやゲームの企画など、多岐にわたり活躍中。国民的アイドル“AKB48”グループの総合プロデューサーを務めるなど、常に第一線で活躍するクリエイターとしても知られる。
今回、あなぶきグループより「あなぶキッズプロジェクト」の一環として地域の子供達と何か「わくわく」することができないかというお話をいただき、この香川県で「地元発信のドラマを創ろう」という話になりました。
出演者については一般募集によるオーディションを行わせていただきました。
オーディションでは香川の可能性、パワーを全国に伝えたいと思い、お芝居の上手さとかではなく、地元で生まれ育った個性・キャラクターが出ている方を選ばさせていただきました。
作品ではこの点にもご注目いただければと思います。
香川県で撮影を行い、実際にこの地で学校に行ったり、働かれている皆さんに出演いただくことでかなり面白いものができたと思います。
今の「地方創生」の時代に一石を投じることができるのではないかと考えております。
1979年大分県生まれ。演出家。
テレビ番組、ドラマ、ミュージックビデオ、CM、ステージ映像などあらゆる分野の映像演出を手掛ける。テレビドラマ「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」では第3回 DramaFever Awardにおいて「Best Japanese Drama of The Year」「Best Couple」賞 2部門を受賞。
【主な作品】
「バーテンダー」(テレビ朝日 2011年放送)
「嘆きの美女」(NHK BSプレミアム 2013年放送)
「夫のカノジョ」(TBS 2013年放送)
「イタズラなKiss2~Love in TOKYO
(フジテレビ 2014年〜2015年放送)
「ジャニーズフィルムフェスタ2013~ライセンス島へ突入せよ~」総合演出(2013年上映)
今回の作品では現場の空気作りを大事にしました。
出演者全員がドラマ撮影の現場が初めての方だったので少しでもリラックスしてお芝居に集中して頂く為に動きやセリフの言い回しも出演者の皆さんと相談して本人の言葉に変えながら臨機応変に対応する事を心掛けました。
皆さんお芝居経験が無い方ばかりでしたが、今回オーディションで選ばせて頂いたのはお芝居の上手い下手では無くキャラクターで選んだ皆さんなので、その良さを活かす方法を考えながら現場では演出しました。
もちろんセリフが上手く言えなかったり、何テイクも撮り直したり大変な部分もたくさんありましたがそういう部分も含めてスタッフ、出演者、関わって頂いた多くの皆さんがこの作品を面白がってくれたからこそ撮れた素晴らしいカットがたくさんありました。
そんな笑いの絶えない素敵な現場から今までに無いパワー溢れるドラマが生まれました。
是非ご覧ください。